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【健全な調整?】株価の下落も長期目線で!

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足元の株価は軟調な値動きが続いており、2022年以来の大きな下落となっています。しかし、この下落は非常に健全な調整と考えられます。

今回は、なぜ現在の株価下落が「健全な調整」と言っているのかを解説します。

参考:3/11 モーニングサテライトより

①行きすぎた「トランプ・トレード」

第一に、トランプ前大統領が再選する可能性が高まるにつれ、市場では「トランプ・トレード」と呼ばれる相場の上昇が過熱しました。通常、大統領の交代は株価に一定の影響を与えますが、それが過度に楽観視されてしまったことで、相場が行きすぎた状態となっていました。本来であれば、株価は企業の業績や経済状況を反映するものですが、大統領選に対する期待感が過剰に織り込まれてしまった結果、過熱した相場が調整されるのは自然なことです。

ウォール街の証券会社による楽観的な予想

第二に、ウォール街の大手証券会社の市場予想も影響を与えました。2023年末には、ウォール街の予想は悲観的な見方が大勢を占めていましたが、結果的に2024年の相場は大きく上昇しました。しかし、その反動として、2024年末には証券会社の予想が楽観的になりすぎ、株価の下落を予想する動きが見られませんでした。

市場は楽観と悲観を繰り返すものですが、一方向に偏りすぎると調整が入るのは自然な流れです。

③調整局面に弱い状況だった株式相場

第三に、現在の相場は調整局面に弱い状態が続いていました。通常、株式市場は長期的に上昇と下落を繰り返しながら成長していきます。しかし、S&P500指数は2023年10月以降、10%以上の調整がなく、上昇が続いていました。このような状況では、ちょっとした要因がきっかけとなり、健全な調整が入ることがよくあります。

今回のトランプ前大統領の関税政策もその一例であり、もともと調整が必要だったことを考えれば、健全な下落と言えるでしょう。

S&P500 2025年3月11日時点

まとめ

市場では悲観的な声も出ていますが、政府の効率化や貿易赤字の解消に向けた動きは、長期的に見ればアメリカ経済を良くするための一時的な痛みとも言えます。

米財務長官のベッセント氏も、この局面を「デトックス・ピリオド(解毒期間)」と表現しています。短期の投資家にとっては不安定な状況かもしれませんが、長期の視点で見れば、株式市場のリスクとリターンのバランスが取れた、健全な状態へと向かっていると考えられます。

とはいえ、今回の下落は「トランプ・トレード」による株高を期待していた投資家にとっては、毎日がつらいものですよね。しかし、インデックスを中心とする長期投資家にとっては、このような局面でも淡々と積み上げることが大切です

時には、相場を忘れて放置するくらいの気持ちでいるのが、長期投資の成功につながるかもしれませんね。

 

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