トランプ大統領の追加関税や相互関税の影響で、世界的に株価が下落しています。こうした状況の中で、インデックス投資をしている方にとって、最もやってはいけない行動とは何でしょうか?それは、積立投資を途中でやめてしまうことです。
本ブログ記事では、下落相場でこそ積立を続けるべき理由と、長期投資の考え方について解説します。
株価下落時に積立をやめるべきではない理由
多くの投資家は、株価が下落すると「なぜこんな時期に投資を始めたのだろう」と後悔することがあります。また、「損失を確定した方がいい」という意見を聞き、不安になることもあるでしょう。しかし、それは短期売買を行うトレーダーの考え方です。
長期的な視点でインデックス投資をしている人にとって、株価の一時的な下落はむしろ買い場です。相場は上下を繰り返しながら成長するもの。積立投資を継続することで、安い価格で買い続けることができ、長期的にはリターンを最大化できます。
長期投資の基本とは?
新NISAを活用して投資を始めた方の中には、「すぐに利益を出したい」と考えている方もいるかもしれません。しかし、本来の投資とは、時間をかけて資産を増やすものです。
また、投資に使うお金は、すぐに必要となる生活資金ではなく、余剰資金で行うことが鉄則です。もし、短期での利益を期待していたり、生活費を投資に回していた場合は、投資戦略を見直す必要があります。
買い物と投資の共通点
株価が下がると不安になるかもしれませんが、買い物に置き換えて考えてみましょう。例えば、最近高騰しているキャベツや卵も、安くなったら買いたくなりますよね?また、車や家などの大きな買い物でも、価格が下がったタイミングで購入を検討するのが一般的です。
同じように、インデックス投資においても、価格が下がっている時に買い続けることが、長期的なリターンを高めることにつながります。特に、S&P500やオール・カントリー(オルカン)といった成長企業が含まれる指数は、長期的には上昇していく傾向があります。安いうちに買っておくことが、将来の資産形成にとって有利なのです。
ウォーレン・バフェットの名言から学ぶ
世界的な投資家であるウォーレン・バフェット氏は、「金持ちになるのは簡単だ。みんな短期間で金持ちになろうとするから失敗する」と語っています。
プロの投資家やファンドマネージャーは、短期間で成果を求められますが、個人投資家には時間という大きな味方がいます。焦らずに長期的な視点を持ち、積立投資を継続することで、最終的に大きなリターンを得られる可能性が高まります。
【まとめ】今後も焦らずコツコツと
株価が下落している今こそ、積立投資を続けるチャンスです。一時的な含み損に惑わされず、長期的な視点で資産を増やしていきましょう。
投資の世界では、短期的な変動を気にしすぎると、かえって損をしてしまうことがあります。時間を味方につけて、焦らずコツコツと積立を継続することが、成功への近道です。
長期的に資産を増やすために、今こそ冷静に行動し、賢く投資を続けていきましょう!
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