2025年4月、トランプ大統領の相互関税によって世界の株式市場が大きく揺れました。不安が広がる中でも、私たち長期投資家は何を信じて投資を続ければ良いのでしょうか?
本ブログ記事では、今後の景気回復の可能性と、インデックス投資の強さについて解説します。
- 今週のむらおの収支
- トランプ大統領の相互関税で市場は混乱
- アメリカの景気が好転する材料
- インデックス投資は景気後退でも強い理由
- 注意点:すべての企業が回復するとは限らない
- まとめ:不安に負けず、インデックス投資を続けよう
今週のむらおの収支
今週も大きく資産を減らしました。これだけの下げはコロナショック以来だと記憶しています。さらに投資信託の下落を織り込みきれていないため、週明けもマイナスが続くと思われます。
X(旧Twitter)でも市場から退場の報告が増えてきましたね。(ネタなのかな🤔)
トランプ大統領の相互関税で市場は混乱
今週は、トランプ大統領が打ち出した「相互関税(報復関税)」により、世界中の株式市場が大きく下落しました。どのセクターも値を下げ、一時は不況入りを懸念する声も高まりました。投資初心者の方や、これから資産形成を始めようとしている方にとっては、不安が広がる出来事だったのではないでしょうか。
アメリカの景気が好転する材料
一方で、希望の持てる材料もいくつかあります。
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相互関税・追加関税は何度も繰り返せるものではない
→ 対立が激化することを各国は避ける傾向があり、関税以外の方法で調整する可能性が高いと考えられます。
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アメリカへの投資を望む国や企業は多い
→ 現地での雇用創出や資本投下により、関税の悪影響を緩和できる見込みがあります。
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中間選挙を控えるトランプ大統領の思
→ 景気悪化は選挙に不利となるため、経済を下支えする政策が今後実施される可能性が高いと見られます。
インデックス投資は景気後退でも強い理由
個人的な意見ではありますが、こうした短期的な混乱があっても、S&P500やオルカン(全世界株式)、NASDAQ100やFANG+などのインデックス投資は確実に回復し、再び最高値を更新すると考えています。
その理由は、以下の通りです。
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過去の実績から見て右肩上がりの傾向が続いている
長期的に見れば、インデックスは常に上昇と下落を繰り返しながら成長してきました。たとえ一時的に下落しても、いずれは回復し、過去最高値を更新する力があります。
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常に強い企業が入れ替えで残る仕組みがある
S&P500やNASDAQ100といった指数は、一定の基準を満たす強い企業だけが採用され続けます。業績が悪化した企業は除外され、より勢いのある企業が加わるため、全体としての成長力が保たれます。
注意点:すべての企業が回復するとは限らない
ただし、インデックス投資と違って個別株への投資には注意が必要です。例えば、半導体分野で大きなシェアを誇っていたIntel(インテル)などの歴史ある企業は、過去最高値を更新できないまま低迷しているケースもあります。
特にハイテク分野では競争が激しく、いったんトップを失った企業が再びリーダーに返り咲くのは非常に難しいことです。NVIDIAのような革新を続ける企業と、そうでない企業との差がますます開いているように感じられます。
まとめ:不安に負けず、インデックス投資を続けよう
今回の相互関税ショックのように、市場が不安定になる局面は今後も何度も訪れるでしょう。しかし、強い企業が集まるインデックスに投資し、長期的な視点を持って継続することで、資産は必ず育ちます。
景気や相場は常に波がありますが、その波に乗りながら成長するのがインデックス投資の魅力です。短期的な下落に一喜一憂せず、むしろ買い増しのチャンスと前向きに捉え、これからもコツコツと積立を続けていきましょう。
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