2025年4月7日に日経平均株価が一時3,000円の大幅な下落を記録しました。相場の急落に不安を感じた方も多いのではないでしょうか。本記事では、下落の背景やプロと個人投資家の違い、そして長期投資の大切さについてやさしく解説します。
日経平均が3,000円下落という衝撃
昨日の日経平均株価は、一時3,000円もの下げ幅を記録しました。これは、かなり大きな下落であり、多くの投資家にとって心理的ダメージを与えるものでした。
中には、資産の減少によって日常生活にまで影響が出ている方もいるかもしれません。私自身も気分が落ち込み気味で、今日は相場から距離を取り、仕事に集中することにしました。
今回の下落の背景とは?
今回の相場下落には、リスクオフ(リスクを避ける動き)や利益確定売りの影響が大きく見られました。特に、短期的に成果を求められるファンドや機関投資家にとっては、「早く手を引く」判断が評価にも直結します。
そのため、大きな資金が一気に現金化され、市場から流出することで、株価がさらに下がるという悪循環が起こってしまうのです。
個人投資家にありがちな行動
私たち個人投資家も、安く買って高く売ることが理想ではあります。しかし実際には、
- 「下がったら買おう」と思っていても、実際に下がると怖くなって買えない
- 株価が上がってきても、「まだ上がるかも」と思って売れない
といった、心理的な罠に陥ることがよくあります。これは人間の本能に近い部分もあり、誰にでも起こりうることです。
淡々と続けるインデックス積立の強さ
何度もお伝えしていますが、こうした相場の上下に一喜一憂するよりも、S&P500や全世界株(オルカン)などのインデックス投資を、価格に関係なく淡々と買い続けることが、将来の資産形成への一番の近道だと考えています。
過去のデータを見ても、個別株をタイミングよく売買するよりも、S&P500を毎月積み立てるドルコスト平均法の方が、長期的に資産が増えているケースがほとんどです。
まとめ:相場に振り回されず、地道に続けよう
日経平均の急落により、不安や迷いが生じるのは当然のことです。しかし、こういう時こそ冷静になり、相場に過剰に反応せずに、長期目線での積立投資を継続することが大切です。
個人投資家には「時間」という最大の武器があります。短期の変動に惑わされず、未来の自分に向けてコツコツと資産を積み上げていきましょう。
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