今週は株価が乱高下し、多くの投資家が不安を感じたことでしょう。私の資産も減少しましたが、長期的な視点を持つことで前向きに投資を続けています。この記事では、「下落相場でも焦らない心の持ち方」や「資産が減っても後悔しない考え方」、そして「積立投資の有効性」についてやさしく解説します。S&P500のドローダウンや、ハイテク株を含むポートフォリオのリスク管理に関心がある方にもおすすめの内容です。
- 今週の株価はまるでジェットコースター
- 「無くなってもいいお金」と言うけど
- それでも後悔していない
- タイミング投資より、コツコツ積立投資が最強
- 落ち込んだときこそ、自分に問いかける
- 株数や口数を見て「増えた実感」を得る
- まとめ:下落に動じず、未来を信じて積み上げよう
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今週の株価はまるでジェットコースター
今週は株価が大きく乱高下し、まるでジェットコースターに乗っているような気分でしたね。
私の資産は先週から-0.3%とわずかに下落しました。しかし、今年2月に記録したS&P500の過去最高値からは、約22%もの下落となり、金額にして約1,000万円も資産が減少しています。
私のポートフォリオにはテスラやNVIDIAなどの個別株や、FANG+などのハイテクセクターも含まれているため、下落の影響をより強く受けています。こうした銘柄に投資している方は、ドローダウン(最高値からの下落)の幅が、さらに大きく感じられるかもしれません。
「無くなってもいいお金」と言うけど
よくある投資のアドバイスに、「無くなってもいいお金で投資をしましょう」という言葉があります。でも、そんなお金って本当にあるのでしょうか?
日常生活では、私たちは「1円でも節約したい」と思って行動しています。買い物を我慢したり、外食を控えたりする中で、「無くなってもいいお金」なんて、ほとんどの人にとっては存在しないと思います。
過去の私であれば、1,000万円も減っていたら絶望していたでしょう。あのお金で「パソコンを買っておけばよかった」「車を買い替えておけばよかった」「旅行にも行けたなー」と後悔ばかりだったはずです。
それでも後悔していない
では、なぜ今は後悔していないのか。それは、歴史的な下落相場でも市場は回復してきたという経験があるからです。
リーマンショックやコロナショックのような世界的な経済危機を経ても、S&P500や全世界株式(オルカン)、そしてNASDAQも復活しました。あの時も「もう終わりだ」と言われましたが、結果としては成長を続けています。
あの「レバナス」でさえも、コロナショック時は淡々と買い進めていた人が、市場の急回復によって大きな利益を上げてきました。
今回の下落も、5年後、10年後には大きなリターンをもたらす可能性があると信じているため、精神的なダメージは以前ほど大きくありません。
タイミング投資より、コツコツ積立投資が最強
「今回の下落に合わせて現金を残しておけば…」と考えたこともあります。でも、下落のタイミングを正確に予測するのはプロでも困難です。
4月10日のような急騰日(「稲妻が光る日」)に市場にいなかっただけで、リターンが大きく損なわれるというデータもあります。だからこそ、ドルコスト平均法での積立投資が強いのです。
私もこれまでの経験から、「下がった時に買う」よりも、「ずっと買い続ける」方が結果的に利益が出ていると実感しています。
落ち込んだときこそ、自分に問いかける
資産が減ったことで、投資を辞めようかと悩んでいる方もいるかもしれません。そんなときは、次の2つの質問を自分にしてみてください。
- 投資したそのお金は、今すぐに利益を出す必要があるのか?
- 将来のために、もう少しだけ投資を続けることはできるか?
投資とは「今」ではなく「未来」のための行動です。焦らず、自分のペースで続けていきましょう。
株数や口数を見て「増えた実感」を得る
もうひとつの小さな工夫として、「資産額」ばかりを見ずに、「株数」や「口数」の増加を意識するのもおすすめです。
例えば、NVIDIAは2024年6月に1株を10株に分割しました。株式分割は価格が下がって買いやすくなりますし、株数が増えることで「投資している実感」も高まります。
積立投資でも「口数」が毎月増えていると実感すれば、下落相場が「安く買えるチャンス」と思えるようになります。
まとめ:下落に動じず、未来を信じて積み上げよう
今回のような下落相場は、投資家にとって試練のときです。しかし、過去の歴史が示すように、市場は回復し、成長を続ける可能性が高いと考えられます。
焦らず、コツコツと積み立てを続けることで、将来の自分に大きな果実をもたらしてくれるでしょう。
「無くなってもいいお金」で投資する必要はありません。大切なお金だからこそ、未来に向けてじっくり育てていく、それが長期投資の本質だと思います。
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