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【株はなぜ安いときに買えない?】心理と対策を解説

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普段の買い物では「安いから買う」のが当たり前なのに、株式投資になると逆に「上がってから買い、下がってから売る」という行動を取ってしまう人が少なくありません。本記事では、そのような矛盾した行動をとってしまう背景と、最近のパランティア株の例を交えながら、損をしないための投資マインドと具体的な対策をご紹介します。

1. 買い物では安いと嬉しいのに、株では不安になるのはなぜ?

買い物では安いと嬉しいのに、株では不安になるのはなぜ?

私たちは日常の買い物では、値下げ品やセールを見つけると「お得だ」と感じて積極的に買いますよね。しかし、株価が下がったときには同じように「今がチャンス」とは思えず、不安になって手放してしまう人が多くいます。

この違いの背景には、「感情」が強く影響しています。特に、お金を失うことに対する恐怖心(損失回避バイアス)が、投資判断を狂わせるのです。

 

2. 株価に振り回されるのは、感情に支配されているから

株価に振り回されるのは、感情に支配されているから

株式市場では、価格の変動が私たちの感情を大きく揺さぶります。中でも次のような心理が、冷静な判断を難しくしています。

  • 損失回避バイアス:利益よりも損失のほうが強く印象に残り、損する前に売ってしまいたくなる。

  • FOMO(取り残される恐怖):株価が上がると「今買わなきゃ損する」という焦りに駆られがち。

  • 群集心理:周りが売っていると自分も売りたくなり、冷静さを失う。

これらの心理が組み合わさると、「安くなって怖くなり、高くなって飛びつく」という真逆の行動をしてしまうのです。

 

3. パランティアの事例に学ぶ、「期待」が裏切られたときの市場

2025年5月、AI関連銘柄として注目を集めていたパランティア(PLTR)は、好決算を発表しました。業績自体は堅調で、株価も過去最高値付近まで上昇していましたが、発表後に一時8%下落という予想外の動きが起きました。

パランティアの事例に学ぶ、「期待」が裏切られたときの市場

これは、「良い決算=株価上昇」という期待が裏切られたことによる典型的な「失望売り」です。(海外の投機筋が大量の売越しをしたとも言われています)

 

特に以下のような人たちがダメージを受けたと考えられます。

  • $120付近で「乗り遅れたくない」と飛び乗ったFOMO投資家

  • 事前の情報から好決算に期待して買い増しをした人

一見好材料でも、「すでに織り込まれていた」場合は逆に下落することもある。それが株式市場の難しさです。

 

4. 「長期で見ればどこで買っても同じ」は本当?

「長期で見ればどこで買っても同じ」は本当?

よく言われる「長期で持てば高値掴みしても問題ない」という言葉は、確かに一理あります。特に、しっかりとした成長を続ける企業の株なら、多少の上下は時間が解決してくれるケースも少なくありません。私もS&P500などは、このような考えで毎月積立をしています。

ただし問題なのは、「含み損による精神的ダメージ」です。
せっかく良い企業を買ったとしても、含み損が続いてネガティブになったり、さらには下落が怖くなって手放してしまっては意味がありません。

 

5. 高値掴みを防ぐために、実践したい3つの工夫

買い物では安いと嬉しいのに、株では不安になるのはなぜ?

では、こうした感情的な投資を避けるにはどうしたらいいのでしょうか?以下のような対策が有効です。

  • ドルコスト平均法を活用する
     → 毎月同じ金額で積み立てれば、平均購入価格が平準化され、心理的負担も軽くなります。

  • FOMOで一括買いを避ける
     → 「今すぐ買わなきゃ!」と焦らず、時間を分散して買うことを意識しましょう。

  • 購入理由をメモする
     → 株価ではなく「企業の中身」を見て買ったのかを、自分で確認できるようにしておくとブレにくくなります。

 

まとめ:投資でも「安く買う」が基本

投資でも「安く買う」が基本

日用品の買い物と同じように、投資でも「安く買って高く売る」ことが基本です。ただし、株は日々値動きがあるため、感情が揺さぶられやすいという特徴があります。

だからこそ、感情に振り回されない「仕組みづくり(長期・積立・分散+記録)」がとても大切です。

パランティアのように、好決算でも株価が下がることは普通にあります。そんなときも慌てず、「自分はなぜこの株を買ったのか?」を思い出し、冷静に行動できるよう心がけましょう。

 

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