2025年6月13日、イスラエルがイランに空爆を行ったという衝撃的なニュースが飛び込んできました。戦争のような地政学リスクが高まると、金融市場も大きく反応します。この記事では、遠い戦争が株価に与える影響や、投資家としてどのように対応すべきかについて解説します。
投資初心者の方でも理解できるよう、やさしく丁寧にまとめました。
- イスラエルがイランを空爆、相場の反応は?
- 民間への被害が出れば経済全体への影響も
- 今は「押し目買い」のチャンスなのか?
- 著者むらお:今週の資産推移と所感
- まとめ:ニュースに振り回されず、冷静に長期目線で
イスラエルがイランを空爆、相場の反応は?
2025年6月13日、イスラエルがイランへの空爆を実施したと報道されました。中東情勢の緊張が高まる中、米国株や原油価格にも影響が出始めています。
一方で、「遠い戦争は買い」という相場格言があるように、地理的に離れた地域の紛争は、一時的な株価の押し目をつくるチャンスでもあります。もちろん、これはあくまで短期的な反応に限られるものであり、長期の経済的な影響も無視はできません。
民間への被害が出れば経済全体への影響も
戦争が軍事施設だけでなく、民間インフラや人々の生活にまで波及してしまうと、その影響は私たちの生活にも及びます。たとえば:
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原油価格が上昇すると、ガソリン価格の高騰に直結
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生産コストの増加が、日用品や工業製品の価格転嫁につながる
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企業の利益圧迫により、株価が下落しやすくなる
つまり、戦争リスクがインフレ要因として経済を冷やす可能性もあるのです。
今は「押し目買い」のチャンスなのか?
短期的には地政学リスクによる不安で株価が下がる場面もありますが、それが買い場になる可能性もあります。特に、長期で資産形成を目指すインデックス投資家にとっては、以下のようなスタンスが有効です。
特に米国の「マグニフィセント・セブン(Magnificent 7)」や、ビットコインなどは、上下が激しいものの将来的なリターンが期待されます。
また、防衛・セキュリティ分野に強いとされるパランティア(Palantir)は、今回の地政学リスクのなかで注目されており、米国市場で上昇し、過去最高値を更新しました。著者むらおも、先週の下落時に1株だけ購入($122)しましたが、今朝の価格上昇を見て追加購入には躊躇しています😅
こうしたテーマ株は、市場の注目が集まる局面で急騰する反面、ボラティリティも高いため、あくまでサテライト(おまけ)投資として位置づけたいところです。
著者むらお:今週の資産推移と所感
私の資産は、わずかに増加し、ようやく2月の最高値付近まで回復してきました。しかし、まだ含み益としては完全に戻っておらず、以下のような点を踏まえると、楽観はできません。
4月以降は順調な相場でしたが、ここで一度調整が入ることも覚悟しておく必要がありそうです。
まとめ:ニュースに振り回されず、冷静に長期目線で
戦争のニュースや地政学リスクは、投資家心理を大きく揺さぶります。しかし、こうした出来事を冷静に受け止め、日々の積立や分散投資といった基本戦略を崩さないことが、長期投資の成功につながります。
目先の相場に惑わされず、「時間を味方につける投資」を意識して行動していきましょう。今は一時的な不安が広がる場面かもしれませんが、振り返ればチャンスだったと思える未来が待っているかもしれません。