今週は円安ドル高が進行し、資産も一見増えたように見えました。しかし、その裏には米国株を買いづらくなるというデメリットも潜んでいます。本記事では著者の資産推移や今後の備えについて、投資初心者にもわかりやすく解説します。

円安で資産が増加?でも注意が必要
今週の為替相場は円安ドル高が進行し、ドル建て資産を保有している方にとっては見かけ上の資産が増える展開となりました。私の資産も円換算では増加しました。
しかし、この「円安で増えた資産」には注意が必要です。
特に米国株をこれから買いたいと考えている私にとっては、円安は以下のようなデメリットをもたらします。
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米国株の購入コストが円ベースで上がってしまう
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為替差損が発生する可能性がある
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割安に買えるチャンスを逃すことになる
つまり、資産が増えたように見えても、買い時が遠ざかってしまうというジレンマがあるのです。
金曜日の米国株下落、月曜に反映へ
さらに気をつけたいのが、週末の米国市場の動きです。金曜日には米国株が全面的に下落しましたが、私が保有している投資信託にはその影響がまだ反映されていません。
投資信託は日本時間の翌営業日に基準価額が更新されるため、週明け月曜日には資産が減少してスタートすることがほぼ確実です。見かけ上の資産増に油断せず、こうしたタイミングのズレも踏まえて資産管理を行うことが大切です。
今週のむらおの資産推移
資産は増えているのは、上記しているように為替の影響が大きいですね😅


個別株も始めた今、現金比率を見直す
昨年の8月初旬には大きな株価下落がありました。その際は投資信託の積立がメインだったため、特に売買することもなく落ち着いて対応できました。
しかし、現在は個別株も少しだけ始めています。テスラやパランティアのようなボラティリティ(変動)が大きい銘柄も含まれているため、急な下落に備えて現金比率を少し上げておく予定です。
もちろん、今回は下落が来ないかもしれません。
でも、だからこそ「備えあれば憂いなし」です😊
まとめ:見かけの増減に惑わされず、冷静に
為替の動きや週末の下落など、短期的な変動に一喜一憂しがちですが、資産形成はあくまで長期戦です。円安による資産増も、月曜の資産減も、一時的な現象にすぎません。
これからも目先の変動に惑わされず、少しずつ備えながら、自分なりの投資スタイルを続けていきたいと思います。