2025年7月の米生産者物価指数(PPI)が3年ぶりの大幅上昇を記録し、インフレ懸念が再燃しました。一時的に株価が下落しましたが、その後は下げ止まりを見せています。先週も雇用統計の修正で株価下落が警戒されましたが、結局は持ち直しました。背景には「FRBは9月に利下げするのでは?」という市場の期待があると見られます。本記事では、著者むらおの今週の資産推移とともに、今後の展望を解説します。

むらおの資産推移
先週は雇用統計の下落があったものの、その下落分を取り戻した形で100万円近くの上昇を見せています。
「夏枯れ相場」という言葉もあるように、まだまだ夏は終わらないので警戒も必要ですね。
ただ、長期投資が主軸ですが、4月にはむらおの資産が3,300万円まで下がったことを思うと米国株の好調さも一時的かもしれません。


PPI(米生産者物価指数)上昇と株価への影響
7月のPPIは市場予想を上回る伸びとなり、3年ぶりの大幅な上昇を記録しました。これはインフレ圧力が依然として残っていることを示しており、株式市場にとっては一見「悪材料」です。発表直後は株価が売られましたが、下落は一時的で、すぐに下げ止まる展開となりました。
FRBの利下げ観測が支える市場
現在の市場心理を支えているのは、FRBによる利下げへの期待です。パウエル議長は依然として「慎重な姿勢」を崩しておらず、直近の会合でも金利を据え置いています。しかし、
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雇用統計の下方修正
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インフレ以外の経済指標の鈍化
などが重なり、「9月にも利下げが始まるのではないか」という観測が広がっています。悪材料が出るたびに、「利下げの可能性が高まった」と市場は解釈しているのです。
投資家が注目すべきポイント
このような状況で投資家が意識しておきたいのは、短期的な値動きに一喜一憂しないことです。
特に「悪いニュースが株価の上昇要因になる」という逆説的な相場は、不安定な時期の特徴です。過去にも同様の局面では、利下げが確定するまで株価は上下を繰り返しました。
まとめ:秋にかけての展望
今の米国株市場は、「インフレ懸念」と「利下げ期待」のせめぎ合いの中にあります。PPIの大幅上昇は一時的に株価を押し下げましたが、9月利下げへの期待が下支えしました。秋にかけてFRBがどのような判断を下すかで、市場の方向性が大きく変わるでしょう。
投資家としては、短期の波に流されず、長期目線での資産形成を続けることが大切です。特に新NISAを活用した積立投資は、このような相場環境でも安定的に資産を増やす有効な手段となります。